科学の常識と限界
「科学的根拠がない」はホント?
「レイキは科学的根拠がないから非科学的だ!」と否定する人は光を利用しながら、光=エネルギーの形態の1つであるレイキを否定しているので、「光は非科学的だ!」とわけのわからないことをいっていることになりますよね。
科学こそが神であるかのようによく「科学的根拠がない」として、否定する話を聞きます。
しかし、科学も宗教と同じ1つの道具と物差しに過ぎません。
「現時点では科学的根拠がないから、まだ何とも言えません」とするのが正しいのです。
「科学的根拠がない」を否定に使うのは「宗教的根拠がない」を振り回していた人達と同じ愚かなレベルになります。
科学者、専門家でもわかる事はせいぜい限られています。
ニュートンやアインシュタインはこの事をよく知っていました。
「一生を振り返ると
わたしは砂浜できれいな貝がらをひろって
喜ぶ小さな子供にすぎない」
アイザック・ニュートン最後の言葉
「私たちはいつか、
今より少しは物事を知っているようになるかもしれない
しかし、自然の真の本質を知ることは永遠にないだろう」
アルベルト・アインシュタイン
私たちが生きる現代でも「科学」だけでは説明できない事が多くあります。
たとえば、私たち人間が認識できる可視光線は光のスペクトル全体のわずか8%以下しか目に見えません。ガンマ線や赤外線など目に見えない波長もあることがわかっています。
実際はこのスペクトル帯域よりさら大きいかもしれないと言われ、ニュートリノ、クォーク粒子などは全く目に見えません。タキオン粒子にいたってはまだ名前だけで、存在は確認されていません。
ニュートリノを観測するために東京大学宇宙線研究所によって岐阜県飛騨市神岡町(旧吉城郡)神岡鉱山内に建設されたニュートリノ検出装置スーパーカミオカンデで11,200本の光電子増倍管によって、測定されてやっとわかる程度です。
エネルギーは目に見えるものより、見えないものの方が数段と強力なのは知られています。
神の教えに反するものは禁止?
地動説を唱えたコペルニクスの登場する16世紀まで、地球は宇宙の中心にあり、まわりの天体が動いているという天動説が信じられていました。
コペルニクスの地動説の発表に対してローマ教皇庁は1616年にコペルニクス説を「神の教えに反するものは禁止!」として、禁ずる布告を出して、地動説を発展させたガリレオ・ガリレイはローマ教皇庁の宗教裁判に2度かけられ、地動説を唱えないことを宣誓させられました。
事実がわかっても、ローマ教皇庁が地動説を認めたのは前法王ヨハネ・パウロ2世が1992年に教会側の非を認め、公式に謝罪した時と伝えられ、現法王ベネディクト16世は2008年に公式に認めました。
実はどちらも正しいのです。天動説はあくまでも地球に主観をおいた場合の見方であり、地動説は地球を客観的に見た場合の見方です。
心臓から出るエネルギーフィールド
従来の科学では、電気信号が流れる脳が、最も大きな「発信機能」と信じられてきました。
しかし心臓は、それよりももっと大きな「発信機能」、体を越えた強力なエネルギーを持ったフィールドをもっていたのです。

1993年、アメリカのスタンフォード大学の関連機関財団法人ハートマス研究所では人間の心臓は、臓器の中でも最強最大の電磁場、エネルギーフィールドを形成しており、直径2.5~3mの巨大なトーラス体として、ドーナツ形状のエネルギーフィールドをなしていることを報告しています。
その中にさらに小さい電磁場がある事がわかっています。
私たちは「心臓は、体内に血液を循環させる単なる「ポンプ」である」と、教えられてきました。
このフィールドの話が、本当ならば従来の心臓移植などで提唱されていた、「心臓は単なる部品としての臓器でしかない」とされてきたのが、説明できなくなります。従来の説が覆されてしまうため、多くの医療関係者や科学者は事実を前に困惑して、沈黙してしまいました。
(The Energetic Heart: Bioelectromagnetic Interactions Within and Between People.)
私もお客様をヒーリングしていると、心臓から出るエネルギーフィールドだけでなく、頭や腎臓、肝臓といった臓器からもこのエネルギーが出ているのを感知できます。
例えば、人間が強烈な否定的な感情を抱えると、個人によって違いますが、心臓、腎臓や腸のある辺りから否定的なエネルギーを探知することがあります。
私もセッションで瞬間的に強烈な痛みや気持ち悪さを感じることがあります。
なにも特別な話ではありません。
その場にいる人が何かむかっ腹を建てていると、嫌なエネルギーを感じて「ああなんだか嫌だなあ」と感じて近寄りがたいなと感じることがないでしょうか?
このように人によっては敬遠されるようなエネルギーだったり、べとべとしたエネルギーだったりします。
胎児の記憶を持つ子どもたち
お母さんのおなかの中にいたときのことを覚えている子どもや、生まれてくる前の記憶を持っている子供もいます。
私のレイキの先生の息子さん、「お客様の感想」でも声をいただいている、のうまるかおりさんの娘さんをはじめ、多くいます。
これらの話は古くから伝えられていました。
1992年頃にソニーの創業者故井深大名誉会長が「胎内記憶」として著書で発表していますが、当時は無視されていました。
井深大さんは幼児教育の一環として「胎内記憶」を研究され、亡くなられた後は医師で日本笑い学会副会長の昇幹夫先生や横浜の池川明先生をはじめとする方々が研究してこられました。
「胎内記憶」はNHKでも報道され、多くの証言が明らかになり、人間はお母さんの胎内にいるときから、その時の記憶がある事もわかってきました。
本当に大切なのは目に見えないもの

1666年にアイザック・ニュートンが発見した光のスペクトルも実は私達の目に見える可視光線が全体のわずか8%以下しかなかった事実がかなり後になって修正されました。だからといってニュートンの功績を否定する人はいません。
現在の「科学常識」とされているものの多くが100年前、ちょうと1900年代、工業化社会が始まった頃に発見されたものばかりです。
1988年頃の理科の教科書では「物質構成の最小単位は原子」と書かれていました。
その数年前から、それより小さい物質構成の最小単位としての素粒子の存在が明らかになっていました。当時は茨城県つくば市の高エネルギー加速器研究機構で電子や陽子を光速近くまで加速する実験装置粒子加速器の設置と稼働が始まっていました。
その後、新たな発見が相次ぎ、今では物質構成の最小単位は原子よりさらに小さい、粒子状の「クオーク」や「フォトン」「光子」であり、さらにまだ小さい粒子があると言われ、教科書を訂正することになりました。
さらにSF映画の中での存在でしかなかった反物質も存在する事が明らかになりました。
1995年、欧州原子核研究機構(CERN)とドイツの研究チームにおいて、陽電子と反陽子からなる「反水素」が生成されました。さらに2010年11月 欧州原子核研究機構で日本を含む国際共同研究実験グループにおいて、反水素原子38個を磁気瓶に閉じ込めることに成功しました。
私達人間が大自然に対して、多額の費用をかけても、わかる事や再現できることは本当に限られた範囲でしかない事がよくわかります。
「科学的根拠信仰」の崩壊
2011年3月11日に起こった東日本大震災では3箇所で誘発された巨大な地震が起こり、10メートル以上の巨大な津波が三陸地方、東日本沿岸を襲い、多くの被害を出したことは記憶に新しい所です。
民主党政権の元で「コンクリートから人へ」の誤った政策が進められ、古くからの言い伝えを「科学的根拠がない」として、公共事業としての防災対策事業などの予算を減らした結果、助かったかもしれない多くの人たちが亡くなりました。
後から、民主党政権の菅直人総理の愚かな視察パフォーマンスによって、福島原発の水素爆発を招いたこと、当時の吉田昌郎所長とスタッフの「非科学的」といえる綱渡りの対応によって、被害が拡大することを食い止められたこともわかりました。
「科学的根拠がない」「古い政治に戻さない」といった話が政治家やマスコミ、学者の「傲慢な思い上がり」であったことが発覚しました。
マスコミが「報道の自由」を盾に都合の悪い話を報道しないことが知れ渡るようになりました。
マスコミ、学者といった権威であっても、日頃からどんな話をしているか「信用」が問われる時代になってきました。
似た者同士の波長
わたしが気づいたことがあります。
たまにテレビを見ていると
「科学的根拠がない」と強く否定する主張をする人たち、
「日本はダメな国だ」「安倍総理は悪い」と否定的な主張をする人たち
「自分は価値がない」という人たち
この3つの人たちは同じあるいは近い波長のエネルギーを出しています。
似たもの同士ですね!よくわかります。
華僑の友人であるユナイテッドリーガル株式会社代表取締役の陳立浩さんが、新聞ばかり読んでいた頃の私に教えてくれた大切な言葉で今も心がけていることがあります。
「実際に自分の目で見て、聞いて、実際に体験して判断するのが大切です。」
ユナイテッドリーガル株式会社代表取締役陳立浩
華僑として生まれて、米国に単身留学して言葉で苦労したという、誠実な彼ならではの台詞です。
次はレイキのエネルギーとも関連するエネルギーのアプローチをいっしょに見ていきましょう。
「エネルギーとレイキ」へ続く